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CGM(continuous glucose monitoring;持続血糖モニター)

ドクターコラム

CGM(continuous glucose monitoring;持続血糖モニター)をご存じですか?

久しぶりの院長コラムです。
このトピックスは以前に”ヘモグロビンA1cと平均血糖値”の話題で少しだけ取り上げたことがありますので覚えておられる方もあるかもしれません。
血糖値を連続的にはかる機器です。皮下組織にセンサーを挿入して間質液中のグルコース濃度を連続して測ります。血糖自己測定の値で補正することでほぼ血糖値を連続的に(たとえば5分ごとに)測ることが出来ます。
このためCGMは様々な利点があります。すでに自己血糖測定されている方はすぐに気がつかれると思いますが、一日に測れる血糖はせいぜい1日2-4回が限度です。従って夜間の血糖値や知らないうちに起きていた低血糖を知ることが出来ません。また食後血糖の上昇を細かく知ることも出来ません。
CGMを使うとこれらのことをすべて知ることができます。
このことの恩恵を最も受けることが出来るのは、1型糖尿病の方や1日2-4回インスリン注射を行っている2型糖尿病の方です。CGMの結果を参考にしてインスリン治療の最適化が図れます。そのため血糖のコントロールが改善します。
その他も利点があります。
試してみたいと思われる方は是非ご相談下さい。

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