カーボカウント Q&A No.2 続き
ドクターコラム
~カーボカウント Q&A No.2 続き
先にあげた例に戻りますと、このリストにある食材を献立に組み入れると、すると白いご飯はさらに減らさなければなりません。ここで栄養療法における個別化、すなわち個々の食習慣、ライフスタイルを尊重する流れを思い返したいと思います。
どの程度の炭水化物をとるかはそれぞれの方に任せてみるのです。
主治医、栄養士と相談しながら個別に決めることはどうでしょうか?つまり、一律な制限ではなく‘低’にするか‘中’にするか‘高’にするかは各人のライフスタイルに応じて決めるようにすることです。
そのためには炭水化物量を見積もる技術を身につけることが求められます。その技法がカーボカウント(カーボカウンティング)と呼ばれている方法です。上の結論が支持されるのはその方法の裏付けがあるからとも言えると思います。