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日本糖尿病療養指導士制度について

糖尿病療養指導コラム

日本糖尿病療養指導士をご存知ですか?

その制度や役割について紹介します。

 

≪日本糖尿病療養指導士とは≫

糖尿病患者さんの療養指導に従事する医療スタッフに、日本糖尿病療養指導士認定機構が与える資格です。一定の経験を有し試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられます。日本糖尿病療養指導士に認定されるということは、糖尿病の臨床における生活指導のエキスパートであることを意味します。

(日本糖尿病療養指導士認定機構パンフレット, 日本糖尿病療養指導士受験ガイドブック 2007)

 

≪なぜ療養指導が必要なのでしょう≫

それは、糖尿病が「自己管理する病気」だからです。

糖尿病の治療目標は、良好な血糖コントロールを維持し、合併症の発症、進展を防ぐことです。そのためには、基本となる食事・運動・薬物療法を、患者さん自身が主体的に自己管理しなければなりません。しかし、日常生活でそれを継続していくのは難しいことです。そこで、療養指導士は患者さんの自己管理を援助します。それぞれの職種の専門的立場から、チームで、患者さんの療養生活をサポートします。

 

≪当院では独自に作成したテキストを使って患者さんをサポートします≫

当院では、初めて糖尿病と指摘された方には、独自に作成したテキストを使用し自己管理に必要な基本的な内容を説明しています。
日常生活での疑問や不安も気軽に相談して頂ける体制を整えております。

 

日本糖尿病療養指導士制度について

「いつまでもデブと思うなよ」 岡田斗司夫 著

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

 この本ではレコーデイング・ダイエットと称して、「食事記録する」ことを積み重ね、食行動を自分で管理できるようになるのが目的のダイエット法が紹介されています。

 その中味というと・・・筆者の元体重117kgから現体重67kgまで、1年で50kgの減量成功という実体験を軸に、筆者が苦手な運動(ある段階まで)や食事を我慢する(単一の食事で総カロリーを減らす等)という方法はいらない!というもの。
もちろん栄養の偏りも、ある程度解消されるよう考慮されてます。
(糖尿病など食事療法が必要な方は例外です)

けれど実践していくには、いかなる時も「食事記録する」ことを積み重ねていくことが大切!大前提である!
ということが強調されています。

挫折時期の解消法も、やはり「”食事記録”があるから乗り越えられる」と書かれています。
つまり「食事記録」が自分の食行動を明確にして食管理をしやすくしてくれる。
そして自分に合ったカロリーダウンの方法を導きだしてくれる
という考えに基ずいているのです。

また実践しやすいように、ダイエット達成までのプロセスを飛行機の発進プロセスになぞらえ
 ●助走・・現状を知る時期
 ●離陸・・カロリーを計算してみる時期
 ●上昇・・カロリーを制御する時期
 ●巡航・・ダイエットによいと言われる事を試してみる時期 
と4つの段階で順をおって進めてくれているので、あやふやになりがちな「自分がどの段階でつまずいているのか」もすぐ分かります。

ダイエットの楽しさも苦しさも正直に語られているので、どんな方にも共感できる部分があり、「私にもやれるかも?」と思わせてくれる1冊です。
栄養学の知識もところどころに盛り込まれ、現在ダイエット実践中の方にも役立つ内容です。

 

食事療法は旅行と同じ、計画をしっかりたてて楽しみましょう

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

食事療法ってつらい、きつい、好きなものを食べられないと思っていませんか?
そんなイメージを持たれている方は是非、当医院の管理栄養士にご相談ください。
食事療法といっても、一人一人にとって改善策や方法は様々です。あなたの生活を考え、目標にむかってしっかり取り組める改善策や方法を一緒に考えていきましょう。
さて、今回はそんなお一人お一人にあった食事療法を行うに当たってどのようなプロセスを経て栄養相談しているのかを紹介します。

<食事療法を旅行に置き換えてみたら・・・>
今、あなたが旅行にいくとしましょう。
きっと、多くの方は以下のプロセスで旅行のプランを立てるのではないでしょうか?

 

 プロセス1:行き先の選定
 まず、行き先のリストアップです。
 ロンドン、パリ、エジプト、韓国、北海道、熱海、沖縄etc・・・
 あなたは旅行先を決めるためパンフレットやガイドブック、ネットを利用して、観光スポットや名物料理、お得プランなどの情報収集をするはずです。
 プロセス2:行き先の確定
 そして、その中からもっとも行きたい旅行先を1カ所 (欲張りやさんは2カ所ぐらい)決めます。

それと同時に旅行プランを作ります。休みをいつ取るか、なにで(飛行機、船、電車)移動するのか、どこに泊まってなにを観光するのかetc・・・色々想像しながら日程を決めるはずです。
プロセス3:旅行の準備をする
次は旅行の準備です。
着替え・デジカメ・切符を用意し、化粧品は旅行用の小瓶に詰め直し、ガイドブック、etc・・・をバックに積め、忘れ物がないように入念に旅行の準備にとりかかることでしょう。
プロセス4:旅行へ出発
準備万端、旅行へ出発です。
すばらしい観光スポット、おいしい食べ物、異文化交流、癒し、日常では味わえない感動を得て旅行を満喫することでしょう。そして、予想外のトラブル(交通機関の乱れ、食事がいまいち、迷子になる、etc・・・)をも経験しながら、次回は失敗しないようにしようなどと感じるはずです。
プロセス5:思い出作りと次の旅行のために旅行を満喫した後は思い出作りです。あそこがよかった!あの食事はおいしかった。
今後行くときはあそこに行きたい・遊びたい、etc・・・良かった点と失敗点を思いだし記憶することで、次の旅行のための経験値がアップすることでしょう。

食事療法も同じです。
プロセス1:自分の状況を正確に知るため、多くの情報から正しい情報をピックアップする。
プロセス2:自分がどうしたいのか、何ができるのかを考えプランニングする。
プロセス3:実際に実施するにはどうしたらよいか、必要なものを準備する。

プロセス4:食事療法に取り組んでみる。成功、失敗を経験する。
プロセス5:自分にあった有効で継続できる方法を見つけることで食事療法
       の経験値をアップする。そして食事療法しながら生活を楽しむ。

あなたは、今どのプロセスで困っていますか?
次のプロセスに進むのに悩んでいませんか?
是非一度ご相談ください。

ダイエットで大切なのは・・・

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

ダイエットで大切なのは、現状を知ることです。
なぜ私は太っているのか?なぜダイエットが長続きしないのか?に気付くことです。
つまり太り続ける原因、行動パターンが分かれば、ダイエット成功の1歩を踏み出したことになるのです。

それは今までの自分を振り返ることにもつながります。
振り返りは食行動のみならず、自分のあらゆる行動管理も可能に導いてくれる手がかりともなります。
食事療法の基本といえる、この「食事記録する」ことを積み重ね、自分で自分の姿を写しだしてみませ
んか?そして行動管理とはいかなくともダイエット成功の手がかりを見つけだしてみませんか?
(一人で実践するのはちょっと・・とおっしゃる方は、当院で栄養士がお手伝いしています。)

今回ご紹介するのは、当院の「赤・青・黄ダイエット」を実践し成功させるのにも、よい参考書になるような
本です。1度手に取ってはいかがですか? (当院でもお貸ししております。)

健康弁当試食会

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

2回目の「健康弁当試食会」も無事終了しました。
参加された方(6名)の感想を伺うと、皆さん「満足!!」と笑顔で返して下さいました。

男性、女性とも量は大満足。特に女性は、作って頂いたお料理を口にする喜びや新鮮さを感じるとともに、味の面でも合格点を付けていらっしゃいました。

塩分の面で言えば、健康バランス食は1食5g以下(汁物付き)、栄養コントロール食は1食3g以下で調理されているにもかかわらず、「味が薄すぎてどうも・・・」というお声がなかったのは、献立を立てる側、調理する側の日々の工夫があってのことでしょう。

 同じ栄養士として、「美味しい!」と言って笑顔がこぼれる姿がとてもうれしく、心が温かくなりました。
 きっと心が温かくなったのは、召し上がった方も同じ・・・。

 この献立の量、バランスをお家で上手に活かされることでしょう。
 

はじめまして、管理栄養士の桑原です

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

平成20年11月から、当院で毎週土曜日の栄養指導を担当しております、管理栄養士の桑原です。
私は現在、京都女子大学大学院で臨床栄養学を勉強している学生でもあります。
これまでに、炎症性腸疾患という消化管に原因不明の炎症をおこす慢性疾患の方の 骨量および骨の健康
に関係するビタミンDやKの栄養状態を調査しておりました。
また現在は、高齢者の栄養状態について調査し高齢者がより健康に過ごすためには どういった栄養
管理が必要であるか
ということを検討しております。
特に高齢者での骨折は、 寝たきりなどの予後不良となることから骨折予防が重要です。そこで高齢者においても、 骨の健康に重要なビタミンD・Kの栄養状態を調査しています。

こうした調査をする上で患者さんと直接触れ合うこともあるのですが、まだまだ実際の 治療現場のことには
通じておらず、実学的な勉強が必要であると感じておりました。
そんな折に、当院で栄養相談をする機会が与えられました。まだまだ未熟ではありますが、 皆さんと共に
治療に励み、そして共に学んでいきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

骨粗鬆症 栄養相談

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

日本における骨粗鬆症の推計患者数は約800万人~1100万人とされており、骨粗鬆症による大腿骨頚部と背骨の骨折により、生活の質や日常生活活動の低下に至りやすいことが云われています。
(「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2006年版」より)
従って、骨粗鬆症を予防することはとても重要であり、これには食事や運動が有用です。
特に栄養については、カルシウムに併せて、最近はビタミンDやKなどの栄養素も骨折予防に有効という報告がされています。

そこで、日常的なこれら栄養素の摂取量を把握して、皆さんの骨の健康の維持・増進につなげていただく
ためのお手伝いをさせていただきたいと思います。

管理栄養士の赤田です

栄養士・サプリメントアドバイザーコラム

今年の4月より管理栄養士として勤務しております赤田みゆきと申します。
私は管理栄養士としていろんな現場で仕事をしてまいりました。
その時に感じたのは、健康な体を作るためには食事の内容を見直すとともに「運動で体を動かす」ということがとても大切だということです。
今回、食事だけではなく運動指導も含めた話をする機会を頂くことができましたので、皆様と一緒に考えていきたいと思っております。

「運動」と聞くと、何か新たにジョギングなどを始めなければいけないと思いがちですが、それだけが運動ではありません。例えば、いつも車で行っていた買い物を自転車に変える、通勤時に歩く時間を増やす、などちょっとした工夫を加えるだけで立派な運動になります
私はスポーツのプロを目指す学生達が通う専門学校でスポーツ栄養学を教えていることもあり、運動が体にもたらす良い影響を身にもって体験しています。
運動を難しく考えないで、自分にとってどの位の強度の運動をどの位の時間行えばいいのか、または生活の中でどのように工夫をすれば運動量が増えるのか、一緒に考えてみませんか? 
無理なく健康な体を目指していきましょう!

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